逆浸透膜式浄水器は廃棄水が出るので不経済ではないですか?

弊社の浄水器仕様ですとピュアウォーター(=純水)1に対して廃棄水2?3位が標準的な設定です。

1リットルのピュアウォーターを得る為に2リットル以上の廃棄水を捨てる訳ですから、もったいない様な気もしますが、廃棄水は逆浸透膜を洗浄し、不純物を浄水器の外へ排出する重要な役目を持っています。

廃棄水の量を絞ってしまうと浄水器の除去率を低下させたり、逆浸透膜フィルターを目詰まりさせて、寿命を縮めてしまう事になります。他メーカーの逆浸透膜浄水器で排水口に調節ネジがついていたために、ユーザー様がもったいないと排水量を絞ってしまい逆浸透膜を目詰まりさせているケースをよく見かけました。何故見かけたかと言いますと、浄水器の交換フィルターがあまりに高い(弊社の4?5倍)ので弊社にメンテナンス依頼を頂いた訳です。

廃棄水は逆浸透膜浄水器を長く良好な状態に保つ為にとても重要な役目を持っているのです。

水道水のコストは一般家庭で1000リットル当たり、200円位ではないでしょうか?ミネラルウォーター以上の純度のピュアウォーターを300リットル造るコストとしては高いものではないと思います。「水を大切にしなさい」と育てられた日本人のモラルの問題はあるでしょうが。

一方、逆浸透膜浄水器を使用した宅配のボトルウォーター1リットル当たりのコストは100?150円位にもなります。それから較べると宅配の水に換えて浄水器を導入する事は大きなコストメリットが有ることをお判り頂けることでしょう。廃棄水の出ない一般的な浄水器の水は商品となりませんが、逆浸透膜浄水器のピュアウォーター(=純水)はボトルウォーター、宅配の水などで販売され、食品工場での原水、希釈水として利用される高品質の水を造れる浄水器なのです。

浄水器/アクアカルテック