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2010年03月05日

逆浸透膜浄水器の除去メカニズム⑥

水中の不純物に水分子が取り付く事が逆浸透膜の分離除去メカニズムに大きく関わっている事は、一価のイオンより二価のイオンの方が除去率が若干上がる(除去しやすい)事から判ります。一価のイオンには水分子一つが取り付き、二価のイオンには水分子二つが取り付くので構成半径は二価のイオン+水分子2個の方が大きくなり、より大きい物質は除去しやすいと言うことです。

逆浸透膜に水分子より少し大きな孔が開いていると考えると、これで除去メカニズムがの説明がつきそうですが、実際には水分子の大きさを考えるほどのミクロの目で見れば、逆浸透膜は相当の厚みがありますから、膜に孔が開いていると言うよりは、トンネルと考えた方がしっくり来そうです。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 2010年03月05日 12:36