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2012年02月07日

放射性物質は殆ど除去できます!

昨年の震災から11ヶ月が経とうとしています、年に1回の浄水器の定期メンテナンスへお伺いするお客様はまだ震災後、初めてお会いする方が多いのです。

そんな中「放射性物質は浄水器では除去できないってTVで言ってたので...逆浸透膜浄水器でも除去できないと思ってました。」とのお声をよくお聞きします。

お電話下されば良かったのにと思う半面、3月末当時だとアクアカルテックへの電話自体が、なかなか繋がらない状況でしたので、申し訳ありませんでした。

TVニュースが言う、浄水器では放射性物質は除去できない、は浄水器の中に逆浸透膜式や蒸留式が一般的な浄水器のカテゴリーに認識されていないと言うこともありますし、日本で大手メーカーが扱う浄水器は精密濾過膜+活性炭の浄水器ですから、この方式では溶けてイオン化した極小の物質は除去できずに100%通過してしまいます、ですので日本の浄水器事情を鑑みるに「浄水器では放射性物質は除去出来ない」と言ってしまった方が安全側の報道となるでしょう。

逆浸透膜浄水器など一部の浄水器が放射性物質を除去できると、あっちこっちで言ってしまったら、ボトルウォーターの購入もままならなかった当時、もっと大きな騒ぎになってしまったでしょう。

もう一つはTV局の大スポンサーである企業の浄水器が放射性物質を除去出来ないのに、主に中小企業が扱っている逆浸透膜浄水器が放射性物質を除去出来ると大声で報道したらスポンサーへ不義理をする事になります、これは一般的な番組だけはなく、報道も同様だと思います。

放射性物質に対しての説明が少し弱いのではないか、いや、逆にそこに信頼を感じる、などお客様から両方のご意見を頂きます。

放射性物質と一括りにしてしまうと放射性物質の種類は元素の種類と同様、非常に多くの種類がありますので数種類が高率で除去出来たからと言って、その他多くの種類に同じように当てはめられないケースも予想されます。

水分子を構成する酸素や水素、また、逆浸透膜を有る程度通過する溶存した二酸化炭素を構成する炭素にも放射性同位体はあります、酸素の場合、70秒位と非常に半減期が短いのなど余り問題にならない元素ですが。

原発事故由来の金属系の放射性物質は逆浸透膜浄水器で除去しやすい物質のようです。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 2012年02月07日 09:31