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2016年04月20日

子供の舌は敏感

アクアカルテックの浄水器を、もう5年使っていただいている埼玉県のS様、年に一度の浄水器メンテナンスは毎年5月にお伺いしていましたが、浄水器の水の味がおかしいとお子さんが言うので、早めにメンテナンスに来て欲しいとご依頼を頂きました。

メンテナンスにお伺いして、先ず浄水器の除去率をチェックすると「水道水101ppm/浄水11ppm」と除去率89.10%と少し除去率が下がっています。

逆浸透膜フィルターの使い始めは95%以上の除去率ですから5%程、低下しています。除去率90%を割り込んだ場合は逆浸透膜フィルター交換となりますが、この5%の違いを味覚や臭気から判断出来る方は非常に少数だと思います。

お子さん以外は奥様を始め全員、違いがお判りにならず、半信半疑でメンテナンス要請を頂いたのですが、TDSメーターには5%の差ですが、しっかりと除去率の低下を確認する事が出来ました。

小さなお子さんは苦い食べ物が苦手なのは味覚が鋭敏である事、自然界には毒性を持つものは苦味を含む物が多い事など、人間が進化の過程の中で獲得してきた危険回避能力の一つでしょう。

成長するにつれ、山菜などの苦味を美味しいと感じる様になり、味覚も変わってゆきます、大人なると失われる能力が子供にはあると考えられますが、それでも水の僅かな違いを感じ取れる、S様のお子さんは人より優れた味覚をお持ちなのだと思います。

今までの経験の中では、飲食店の料理人の方、お二方に同じようなご指摘を頂いて浄水器のフィルター交換をした経験がありますが、ほんとにレアケースです。

アクアカルテック・ホームページ

投稿者 aqua : 2016年04月20日 10:43