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2017年10月13日

浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 富里市 I様

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I様のお宅は街中から少し離れたところに大きなお庭を持つ新築住宅です。

市街地から少し離れましたので、生活水は井戸水を使用されています、お引っ越し前に水質検査を行った処、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が水質基準値10mg/㍑を超えて18mg程検出されました。

硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素は井戸水の基本検査項目の中に必ず入っている物質ですから顕在化しやすく、アクアカルテック浄水器のユーザー様の内、井戸水でご利用の方の7割強はこの硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が水質基準値を超えて飲用不可の判定が出た方です。

現在では亜硝酸性窒素単独で項目も水道水質基準に追加されました、これは硝酸に比較すると亜硝酸は毒性が非常に高い為、亜硝酸単独での基準値を0.04mgと硝酸、亜硝酸合算の場合の10mgに比べると格段に厳しい基準に設定されています。

亜硝酸性窒素でも、逆浸透膜式の浄水器でしたら95%位除去出来ますので、浄水器の除去性能については問題ないのですが、浄水器の水で確認の水質検査をする場合は少し気を使う項目です。

それは硝酸性窒素NO3が時間経過と共に亜硝酸性窒素NO2に変化してしまうからです、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の基準値は10mgですから逆浸透膜浄水器で除去しても0.05mgは残る計算です、ここから亜硝酸性窒素へ変化してしまうと、亜硝酸性窒素の基準値が0.04mgと厳しいために基準値に近い数値となってしまう可能性があります。

そこで、温度、光等による変化を避ける為、採水後は氷を詰めたクーラーボックスへ入れて、なるべく早く検査機関へ持ち込める様に予定を組む必要があります。

浄水器の蛇口は右側、既存蛇口が左側です、右利きの方はスポンジを右手に持ってお皿を洗い左上から洗い流すのが自然ですから、オーソドックスな蛇口配置となります。

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シンク下には浄水器の本体と貯水タンクが配置されます、シンク下収納右側の壁に沿わせて浄水器の本体を立て、その手前に貯水タンクを配置しました。

I様の様に汚染された井戸水の場合、浄水器を使わざるを得ない状況な訳ですが、逆浸透膜浄水器は井戸水、水道水など原水の水質に関わらず、同様の純水を造る事が出来る浄水器です、水を買ったり、汲んできたりせずに、ご自宅でスーパー店頭の大型浄水器や宅配水と同じ純水が使い放題なのですからそれ程、ネガティブにお考えになる必要はないでしょう。

アクアカルテック・ホームページ

投稿者 aqua : 2017年10月13日 12:39