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市場では様々な浄水器が販売されていて、どれもが最高の除去性能を持つ浄水器の様に宣伝文句を並べています。
浄水器には非常に多くの種類がある様に見えますが、逆浸透膜浄水器とそれ以外の浄水器を明確に分けられる質問があります。
それは、「ヒ素や硝酸態窒素が基準値を超えて飲用不可の井戸水に使用する事が出来ますか?井戸水を安全な飲料水に浄水する事が出来ますか?」
この質問に逆浸透膜浄水器以外の浄水器は「水道水専用の浄水器なので井戸水には使用出来ません」と回答するでしょう、多くの浄水器には「水道水専用」の表記がありますが、逆浸透膜浄水器が井戸水専用の浄水器という事ではありません。
確かな除去性能がある浄水器なら「水道水専用」などと汚染された井戸水から逃げる必要は無いのです。
逆浸透膜浄水器は95%の高い除去性能で飲用可能な安全で美味しい純水にする事が出来ます。実際に弊社ユーザー様の約60%は飲用不可判定の出た井戸水に逆浸透膜浄水器を使い、飲料水/調理水を確保して生活されています。
残り40%の水道水で逆浸透膜浄水器を使用する弊社ユーザー様は宅配水(純水)やスーパーマケット店頭の大型逆浸透膜浄水器から純水の美味しさを知った方、水道水でも放射性物質やPFASなど想定外の危険性に対する不安への解答として逆浸透膜浄水器を選択した方などです。
逆浸透膜浄水器の除去性能が優れている理由はとても単純です、それは使用しているフィルターの孔が小さい事、日本製の高性能と言われる浄水器に使用されているフィルターは精密濾過膜、それより細かい限外濾過膜は人工透析や工業分野で使用されています、限外濾過膜より更に細かいフィルターが海水から飲料水を造る為に開発された逆浸透膜です。
高い除去性能を持つ細かいフィルターは利点ばかりではありません、逆浸透膜は細かすぎて水分子すら通りづらくなってしまいます。逆浸透膜フィルターの微細孔から水分子を押し出す為の電動増圧ポンプ、造水速度の遅さをカバーする為に浄水を貯めるタンクや電装類など部品点数は増え、構造も複雑になります。この様に複雑な逆浸透膜浄水器を販売する為には専門知識が必要となります、これも逆浸透膜浄水器が広く普及して行かない理由の一つだと考えています。
私どもは25年以上に渡り逆浸透膜浄水器だけを取り扱って参りました、それは安全で美味しい純水を効率的に造る事に関して逆浸透膜浄水器以上の浄水方式が未だ存在しないからです、これからも、この優れた浄水方式である逆浸透膜浄水器をひとつひとつ丁寧にお客様の元へお届けしたいと考えております。