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2012年10月14日

浄水器の性能は浄水能力です

「逆浸透膜は他の浄水器とどう違うのですか?」インターネットの浄水器サイトを見ているとギリギリのラインで嘘とならない様な宣伝文句で埋め尽くされていて閲覧者の方が混乱してしまうのも良く判る話です。

でも、少なくとも水が特別なエネルギーを持ったり、水自体をあたかも生き物の様に扱い、水が蘇るなど、有り得ない話は皆さんの頭の中から削除して下さい。水分子を構成する原子、原子核、陽子、中性子を構成するクォークのその先まで解明されようとしている中、水についてのオカルトも存在する場所が無くなっているのですから。

当然ながら浄水器の性能や価値を測るのは浄水能力です。

浄水能力とは除去性能と造水速度です、水の安全性を確保するには除去性能が問題となりますし、より多くの使用方法へ適用させる為にはそれなりの浄水の量が必要となります。

除去性能はどの位のサイズの不純物を除去できるのか、これは使用するフィルターの穴のサイズで単純に決定してしまいます。ここには曖昧かつ誇大な宣伝文句の入る余地もなく何%除去出来るのか、数値化して表現出来るものです。

それは「あらゆる浄水器を使用した末に辿り着いた!」とか「長年浄水器一筋に仕事をして辿り着いた!」など、浄水器の性能となんの関係も無い虚飾で変動する事なく実証できることです。

アクアカルテックも「逆浸透膜浄水器一筋10年」って書いてますけど、10年経っても逆浸透膜式を超える性能の浄水器が無いからで、新技術が開発されてもっと高性能な浄水方式があれば、当然その浄水器も取り扱いたいと思います。

例えば「ヒ素」という誰もが知っている有害物質が有ります。これは自然の地下水にも検出され、水道水質基準値を超えて検出される事も有ります。

ヒ素は何百とある有害物質の一つに過ぎませんが、代表的な有害物質でもあり、除去性能検査も検査機関で簡単に行えます、検査費用も大きくはありません。

浄水器の除去性能を表現するなら第三者機関でヒ素などの有害物質について除去性能試験を行う事が非常に簡単かつ明快な表現方法となりますが、虚飾的な宣伝文句で埋め尽くされた浄水器ほど、本当に危ない有害物質のデータは無く、塩素やトリハロメタンなど活性炭フィルターなら出来る程度のデータしか有りません。

何故、こんなに簡単な性能検査を、浄水器一筋の人や、あらゆる浄水器を使用した人が行わないのでしょうか?

彼らは言うでしょう、「水道水にはヒ素とかはありませんから」、そうですね、行政が安全だと言う水道水専用の浄水器ですから。

明白な事実として精密ろ過膜の0.01ミクロン程度やそれよりもルーズなフィルターで水に溶解してイオン化したヒ素を除去する事は出来ません。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 2012年10月14日 14:06