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2014年09月04日

浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 八街市 I様

CIMG0945_001.jpg

浄水器本体を配水管の裏側へ配置しています、厚みが14.5cmのミズピュアセレクトならではの配置ですね。

I様のお宅は井戸水をご利用されていますが、水質検査をした処、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が水道水質基準値を超えて検出されてしまいました。

硝酸性窒素やヒ素、マンガンなどは井戸水で検出されやすい代表的な有害物質となります。この様な水質に対して対応可能な浄水器となると逆浸透膜式の浄水器に限られてしまいます。

「外国製でヒ素が除去できると宣伝している浄水器があるよ!」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、ヒ素が検出された井戸水と話すと、100%対応してくれません。

何故でしょうかね、表示している除去性能データは偽りなのでしょうか、勝手な推測をすれば浄水器のフィルターに少量のイオン交換樹脂を添加していれば、使い始めの数十リットルはヒ素や放射性物質でも除去できると思います。

但し、イオン交換樹脂はビーズ状樹脂の表面への吸着ですので吸着量は多くありません、1リットルのイオン交換樹脂に対して3~4g程度の吸着が標準的だと思います。1リットルで3~4gですから浄水器のフィルターへ添加している量を考えると非常に短寿命ですが初期数値はいい結果が出ると思いますが。

逆浸透膜浄水器は分離膜で原水から35%位の水分子を抜き取って純水の浄水をつくります、不純物の残った65%の水は排水として浄水器外へ排出します、フィルターに不純物を溜め込まない仕組みなので高い除去性能が長期間維持できるのです。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 2014年09月04日 10:27