浄水器HPへ戻る

« 浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 八街市 I様 | メイン | 浄水器 設置事例:LC600HP/SE D社様(千葉市) »

2014年09月20日

水素水って?

弊社浄水器のユーザー様、複数の方から「水素水器を考えているのだけど、どうなのか?」とお問い合わせを頂いています。どうなのか、と言うのはお友達から勧められてとかが多い様ですが、WEB上では有名スポーツ選手を広告塔にした水素水の宣伝も目にしますし、水について気を遣っている方にとっては気になる商品なのでしょう。

結論から書いてしまうと、「水素水器はアルカリイオン整水器」と変わらないと思います、要は水を電気分解して水素が気体として発生した水には水素が溶存している、それを飲めば水素が体に取り込まれ体内の活性酸素と結びついて無害な水にするというのがふれ込みですが、機器としてはアルカリイオン整水器そのものの様に見えます。

アルカリイオン整水器は当初、アルカリ水を飲んで体をアルカリ性にしましょう、と売り出されましたが、人間のpHが酸性になったり変動する事が無い、と判ってしまい、雲行きが怪しくなってくると還元水器と名前を変え、それも陳腐化した為に水素水器となっているだけで商品自体は変わっている様に見えません。

ですからお客様には何ら新しい商品では無いと考えますが、安い商品で、かつ、アルカリイオン水をご所望なら宜しいのではないでしょうかと。

単純に考えて水素の気泡が含まれた水としても、消化器官を通して人体へ吸収させるのは至難でしょう、気体として呼吸器の肺からの吸収なら直接血液に入りますので、有りだと思いますが、それが都合よく活性酸素と結びついて、となるとファンタジーの世界だなと。

中にはプロトンを使ったという商品名もありました。水素原子は陽子1個、電子1個のみで構成されていますから、それから電子を奪われた水素イオンは陽子=プロトンそのものだから、なのでしょうね。

水素原子の大きさを関東一円とすると、陽子は直径1m位だそうです。これを考えると電子を離してしまった水素イオンはサイズが一気に小さくなってしまいそうですが、ご安心を電子が離れた電子軌道には他のイオンから電子を借りて共有状態になりますので陽子=プロトンが剥き出しになる事はありません。

アクアカルテック・ホームページ

投稿者 aqua : 2014年09月20日 10:37