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2016年10月31日

浄水器で出来るリスク回避

浄水器を使って安全な水で生活されたい方からのお問い合わせのなかで、完璧を求めすぎかと思われる方がたまにいらっしゃいます。

例えば逆浸透膜式の浄水器は不純物を95%除去しますが、浄水に残った5%を除去しないと気が済まない方、これは逆浸透膜フィルターに後処理フィルターとしてイオン交換樹脂フィルターを装備すれば、その5%を吸着除去する事が可能ですが、フィルターコストとフィルター寿命を正確に判断する為にはTDSでの頻繁な計測が必要です。

95%のリスク回避のコストと残り5%のリスク回避のコストのバランスがとれないと言いましょうか、残り5%にそこまでコストと手間暇を掛けるならば他のリスク回避にコストを振り向けた方が効率が高くなります。

また、食器洗浄、洗顔、入浴、洗濯など触れる水を全て浄水したいと考える方もいらっしゃいますが、食器に乾燥した後に僅かに残るであろう物質、入浴でも経皮吸収される物質の量に対して、逆浸透膜浄水機で家中丸ごと浄水を行ったら、工場プラント並の設備を必要としてしまいます。

例えば放射性物質を気にして浄水器をと、考えた場合、リスクは水だけでは無く、食材、空気とありますから、水はその中の一つに過ぎません、一つに過ぎませんが、一日に人間の体を巡る約2㍑の水から95%のリスクを排除すれば、リスク全体からみても大きな割合を削減出来る事になります。

合理的に考えれば水についての残った5%にコストと労力を掛けるならば、食材や空気清浄機に日々の清掃などに振り向けた方がリスクを合理的に削減出来るはずです。

放射性物質に関しては量の大小では無く、有ることが問題とする意見が有ることも承知していますが、そうなると地球上のどこへ逃げても回避出来ません、ゼロリスクを闇雲に求めるのではなく、より安全な、効果効率の良い、選択を積み重ねる事が最善とアクアカルテックでは考えています。

アクアカルテック・ホームページ

投稿者 aqua : 2016年10月31日 15:32