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2017年03月21日

ミネラルの話

弊社浄水器のユーザー様のお話です、ユーザー様のお知り合いでも逆浸透膜式の浄水器を使っている方がいらっしゃって、でもミネラルを除去した純水だと心配なのでミネラル添加をして飲んでいらっしゃるとか。

嗜好や味覚的な問題でミネラルを添加した水が好みであれば、それも良しと思いますが、単に健康の事だけを考えてミネラル添加をされているとすれば、それは無意味な事です。

逆浸透膜式の浄水器はミネラルも除去して純水を造ります、水に溶けたミネラル(=金属イオン)は水中の不純物の中で一番小さい物質です、正確には金属イオンの大きさにも差がありますが、ここまで小さくなると金属イオン間の大小で分離するかしないかの選択を出来るような差違にはならず、全て通過させるか、阻止するかの選択となります。

逆浸透膜浄水器のメンブレンフィルターは非常に細かく、この様なミネラル(=金属イオン)も95%以上、分離除去する事が出来ますので、ミネラルは全て除去します、それ以上の大きさの不純物も当然に除去するので、浄水は純水となります。

ここでミネラルには体に良いとされるカルシウムやマグネシウムなどと、水銀、鉛、カドミウムなど有害ミネラルが存在し、ミネラル=体に良いではない事を先ず念頭に置いて下さい、またミネラルの善し悪しで区別して除去する、除去しないを設定する事も出来ません、全て通過させるか、全て除去するかの2択となります。

またミネラルには有機ミネラルと無機ミネラルがあり、動植物の体内にあるのは有機ミネラル、水に溶けているのは無機ミネラルです。

有機と無機では人体への吸収効率が大きく異なり、無機ミネラルは人体への吸収効率の悪いミネラルです、水に含まれるミネラルは元々微量です、日本の河川水で考えればなおのこと微量です。

この様に水に含まれる微量かつ吸収効率の悪い無機ミネラルが人体の健康維持に寄与していると考える事の無意味さがお判りになるかと思います、通常のお食事をされていれば、水中の無機ミネラルが除去された純水で生活されて健康を害するなどあり得ないと断言出来ます。

一方で吸収効率悪い無機ミネラルですが、一旦、体内に入るとなかなか排出出来ない、重金属ミネラルも存在します、以上の様な観点から水中の有害物質を全て排除して体内へ入ることを防ごうとするのが逆浸透膜式の浄水器です。

アクアカルテック・ホームページ

投稿者 aqua : 2017年03月21日 09:47