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2016年07月09日

除去率が測れる浄水器

逆浸透膜式の浄水器は除去率を測る事が出来ます、いつでも水道水や井戸水などの原水から浄水器がどの位の除去率で不純物を取り除いているかを簡単にチェックする事が可能です。

「浄水器の除去率は何を測っているのですか?」

逆浸透膜式の浄水器で除去率を測定するTDSメーター、TDSは日本語で蒸発残留物、水が全て蒸発したときに残る物質を意味しています。

TDSメーターで測っているのは、水の中を流れる電流量です。

水に溶けた不純物で一番小さなものは金属などが溶解したイオンです、イオンは必ず+または-の電荷を持ち、互いに電子のやりとりをします。

イオンは電子を運ぶ役割を持ちますので、たくさんのイオンが溶けた水は、よりたくさんの電子を運ぶ事が出来、電気が流れやすい水となります。

一方でイオンを除去して行くと電子を運ぶ事が難しくなり、電気は少ししか流れなくなります、この電気の流れる量をイオン濃度に換算してppmで濃度表示するのがTDSメーターです。

イオンは原子1個と同様、自然界では一番小さな状態の物質ですから、一番小さなモノの除去率を測れば、それより大きな物質は当然、除去されていると判断出来ます。

逆浸透膜式の浄水器の除去率は概ね95%、原水のTDSが100ppmなら浄水で5ppmまで下げる能力を持ちます。

アクアカルテック15年の浄水器販売の過程でたくさんのお客様が他方式の浄水器から弊社の逆浸透膜浄水器へ乗り換えられてきましたが、他方式の浄水器(蒸留式は除く)でTDSメーターの数値が大きく減少したのを見たことがありません。

ブリタのポット型浄水器は20%位の除去率で一般的な浄水器としては非常に優秀だと思います、TDSメーターの数値を下げられない浄水器メーカーは、体に必要なミネラルだから除去してはいけない、
と抗弁しますが、体に無害なカルシウム、マグネシウムなどもイオンですが、鉛、水銀、カドミウムなどもイオン=ミネラルです。

同様の大きさ、性質で水に溶けている物質を、体に良い悪いで選別して除去する様な都合の良い浄水技術は存在しません。

アクアカルテック・ホームペ-ジ

投稿者 aqua : 2016年07月09日 14:57