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2013年09月21日

鴨川市でメンテナンス

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鴨川市まで浄水器のメンテナンスにお伺いしてきました、お客様のご自宅から100メートル先はもう砂浜、海です。今年は海水浴も行かなかったですね...今はもう秋...ですけど、サーフィンをしている方はたくさんいらっしゃいました。

千葉県内ですが鴨川まで来ると、遠くへ来たなと感じます。時間的には事務所から2時間は掛かりませんので、都内や神奈川、埼玉など他県へ行く事を考えれば、交通渋滞が無いので心穏やかに移動出来ます。

鴨川の後は木更津市に廻って、浄水器のメンテナンスが2件、浄水器導入をご検討中のお客様への訪問説明及び現地下見が1件ありました。

アンダーシンクタイプの浄水器をご希望の場合は、浄水器の設置スペースが確保出来るかどうかが1番のポイントとなりますので、設置スペースに不安がある様な時は現地下見をしてから御見積提出、ご検討の上、ご注文の流れとなります。現地下見や御見積に費用が掛かる事はありませんのでお気軽にご相談下さい。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 12:10 | コメント (0)

2013年09月17日

浄水器 設置事例:LC600HP/SE 千葉市 M社様

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アクアカルテックでは最大級の浄水器LC600HP/SEの設置事例です、アクアカルテックで最大級と言っても、工業用の逆浸透膜浄水器では何倍、何十倍の規模の浄水器もありますし、逆浸透膜式ですから造水速度も80㍑/時間位ですから、水道蛇口から出るような吐水量ではありません。

本格的な大型逆浸透膜浄水器はプラント設備の様な体裁で価格も本格的に高いです、LC600HP/SEの位置づけとしては家庭用浄水器と本格的な業務用浄水器の中間的な逆浸透膜浄水器となります。

製造業の方が純水を要望して逆浸透膜式の浄水器を探すと一般的には高いコストを必要とします、具体的にはLC600HP/SEと同レベルの容量で価格は3~4倍となるそうで、LC600HP/SEで足りてしまう位の量、純水を使用したいというオーダーに対しては、コストが高くなり過ぎて、なかなか導入に踏み切れないそうです。

その点、LC600HP/SEは¥472,500-ですから製造業者の方からみるとかなりお手軽に見える様です、「安すぎて心配になるけど、この価格なら試しに一台買ってみてもいいかなと...」とおっしゃっていたお客様もいらっしゃいました。

M社様はWebでアクアカルテックを探して下さりLC600HP/SEをご購入頂きまして、製造業の方が浄水器を導入される場合、社内に設備営繕担当の方がいらっしゃって浄水器の据え付け工事なども社内でされるケースが多く、その場合、弊社では試運転をしてセットアップした浄水器を配送して業務終了となります。

事前の打ち合わせはお電話等や図面のやりとりでさせて頂くのですが、実際にどの様な状況で使用されるかを確認していないケースとなります、製造業のお客様の場合、企業秘密もありますので、外部業者を立ち入れさせたくない場合もあるようです。

今回、M社様は同じ千葉市内でしたので、使用開始時に機器説明に伺わせて頂きました。200㍑程の貯水槽へ浄水器で造った純水を貯めてポンプで配水、製造した機器の試運転に使用されるそうです。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 17:11 | コメント (0)

2013年09月12日

ミネラル、放射性物質と浄水器

「逆浸透膜式の浄水器はミネラルも除去してしまうのですよね...」これも良く頂くご質問です。ミネラルを除去するということをネガティブな要因として捉えていらっしゃる様です。「体に必要なミネラルは残して有害物質は除去!」と良くある浄水器の宣伝文句ですが、これを詳しく説明した言葉で置き換えれば。

「体に必要とされるミネラル、有害とされるミネラルは残します=ミネラルの様に小さな物質を除去出来ません。大きな有害物質は除去出来ます。」がこの様な浄水器の性能です。

ミネラルは人体の必須元素で、人体の健康を保つには20種くらいのミネラル補給が必要とされています。ミネラル=鉱物、無機物ですから元々の意味は人体に有益な元素に限定されていた訳では無い様です。

例えばカドミウム、鉛、水銀などは鉱物でミネラルそのものですが人体にとっては有害な物質です。水に含まれるミネラルで限定して考えれば、それは鉱物が水に溶けてイオン化した状態です、イオン化した状態の鉱物は原子1個と同様の大きさで存在しますから、自然状態では一番小さな物質と言えます。

原子1個の大きさは元素の種類によって異なりますが、ここまでミクロの話になると鉛イオンは鉄イオンより大きいとかそんな話にはならなくて、どのイオンもとにかく小さい!のです。

こうなると、例えば大きさで選別するなんて事は不可能です、電荷の+-でより分ける事は出来そうですが、それは人体への有益有害とは一致しません。そのようなミネラルを有益有害で区別選別して良いミネラルだけを残して、悪いミネラルだけを除去するなどと言うことは逆浸透膜式の浄水器どころではない高度な浄水処理テクノロジーというか、不可能な話です。

現在の浄水技術で出来る事は全てのミネラルを除去するか、全てのミネラルを除去しないで残すかの選択となります。

有害ミネラルの話や、水に含まれるミネラルが無機ミネラルなので人体への栄養源としてはアテに出来ないミネラルである事などはミネラルの話をご覧下さい。

ここでは放射性物質について、放射性物質も殆どが鉱物の放射性同位体ですから水中に溶けて、イオンとなります、つまり水中ではミネラルです、それぞれの半減期に沿った割合で放射線を放出する以外は元の物質と変わりませんから、セシウムと放射性セシウムは水中で同じように振る舞います。
ミネラルを残す浄水器は通常のセシウムイオンを残しますし、放射性セシウムを選択的に除去する事はあり得ません。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 16:19 | コメント (0)

2013年09月11日

井戸水と逆浸透膜浄水器

アクアカルテックの浄水器をご利用頂いているユーザー様の30%位は井戸水で浄水器をご利用になっていらっしゃいます。具体的に砒素や硝酸など有害物質が検出されて導入される場合や、有害物質は検出されてなくとも井戸水に対する不安を払拭する為に浄水器を導入された方など、いずれにしても昔の様に井戸水=自然の水=安心とはならない様です。

井戸水となると殆どの浄水器メーカーは「水道水と異なり井戸水はフィルターを目詰まりさせてしまうから~~」等の理由で逃げてしまいます(実際には有害物質が井戸水に存在した場合、除去出来ない=責任がとれないからですが)から消費者の方は不安があっても、有効な浄水器を見つけることが出来ない状態です。

保健所などで水質検査をして有害物質が検出されると、その対応策として初めて逆浸透膜という浄水器がある事をお知りになるわけです。有害物質が存在しても、それを95%以上除去出来る逆浸透膜浄水器は世間一般常識からは「無い事」になっている浄水方式です。逆浸透膜浄水器の性能と存在が一般性を持ったら他の浄水器の存在意義が激減=商品価値が激減、となってしまいます。

かと言って逆浸透膜浄水器も無条件にどんな水質でも対応出来る訳ではありません、不純物濃度なども使用可能なレンジが存在します。基本的に淡水用の分離膜ですから不純物濃度が500ppmを超える様な水質は浄水器にとってかなり厳しい水質となります。一般的な井戸水は100~200ppmくらいの範囲です。

普通なら3~5年、或いはそれ以上、逆浸透膜フィルターが除去率を保って使用可能な状態を保つのも珍しくはありませんが、水質に依っては2年持たずに交換しなければならないお客様もいらっしゃいます。

殆どの有害物質を95%位除去出来ますが、除去が難しい物質もあります。
例えば砒素にも種類があり、殆どは5価の砒素ですが、まれに3価の砒素が井戸水に検出される事があります、3価の砒素の場合は除去率が著しく低下してしまいます。ホウ素についてはも除去率が50%位となってしまいます。

何でも除去出来る、体に良いミネラルは残して有害物質だけを除去、と都合の良い事ばかり、はあり得ない話です。確かな性能を持った浄水器なら除去出来るモノ、出来ないモノ、その除去率まで納得出来る詳細な話が出来るはずですし、井戸水だからと逃げる事はありません。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 16:49 | コメント (0)

2013年09月09日

浄水器 設置事例:ACRT-550MPS S様 千葉県香取郡

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逆浸透膜浄水器は浄水器の本体と貯水タンクで構成されています、ノーマルな配置ですと奥や側壁へ浄水器の本体を置いて、その手前や隣りに浄水器を挟む様に貯水タンクを置きます。

浄水器の転倒を心配してシンク下収納の壁にビス留めをすると電動ポンプの振動が壁に伝わり大きく音を出すことがありますので、通常は壁に止め付ける事はしません。壁自体も薄い合板で出来ている事が多くビス留めの強度もあまり期待出来ませんので。

それでビス留めはしませんが貯水タンクで挟む様にして浄水器と貯水タンクを配置するのですが、S様の現場ではタンクを奥に浄水器本体を手前に配置しています、通常から考えると逆なのですが、今回、弊社の浄水器を導入される前にも他社製逆浸透膜浄水器をお使いでしたので、その時と同じ配置をご希望されました。

やかんの載っている棚部分の収納を生かされたいとのお客様のご希望でしたので貯水タンクを奥へ、浄水器本体を手前と珍しい配置となりました。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 09:44 | コメント (0)

2013年09月05日

凄い雷雨です。

今日はアクアカルテックの在る千葉市でも9時前後から凄い雷雨で、事務所と倉庫を行き来するのもままならない様な状況です。落雷によると思われる短い停電も頻発しています。

今日はたくさんのお客様から朝、お電話を頂きました、本日、浄水器のメンテナンスや取付工事を予定されていたお客様からです。この酷い雷雨で、ご訪問する弊社スタッフの身を案じて、予定変更してもよいですよ、とのご連絡です。

お客様のお心遣いに感謝感動し、お言葉に甘えさせて頂きました。アクアカルテックは本当に素敵なお客様に支えられている事を改めて思いました、有り難うございます。

昨今の豪雨、猛暑など異常気象と言われて久しいですが、地球温暖化を温室効果ガスを原因とする説には私自身は非常に懐疑的です。今年は太陽の活動が非常に活発で、太陽の活動度合いの指標となる太陽黒点も100個を超える日が多く、数年前の何ヶ月も太陽黒点0個の時期から比較すると、太陽から放射されて地球が受け取るエネルギー量は多くなっています。

地球の気象を動かすエンジンは太陽からの日射エネルギーですから、気象を動かす力が高まっている訳です。

太陽の100億年の年齢から考えれば人類が記録を取り始めた数千年は、ほんの一瞬に過ぎませんから太陽の活動が今後どうなるかを予測する事は難しい事なのでしょう、1980年頃から太陽の活動はそれ以前に比べて活発になってきたのは確かな様です。

極地の氷層断面から年代毎の大気中二酸化炭素濃度を計測する事が出来るそうです、それに依ると平均気温が高い時期は二酸化炭素濃度も比例して高くなる事が判ります、これは産業革命よりも以前からのデータですから、地球温暖化が人工的に排出された二酸化炭素が原因では無いことの裏付けになりますが、この様な不都合な真実は殆どメディアでは語られません。

現在の異常気象は太陽活動の活発化と都市部のヒートアイランド現象の相乗効果的現象では無いかと考えています、人類の目からみれば異常気象ですが、太陽や地球の時間感覚からみればと考えてしまいます。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 09:05 | コメント (0)

2013年09月03日

放射性物質が心配な方

浄水器で放射性物質が除去出来るのか、出来ないのか、震災から2年半経つ現在でも多く頂くご質問です。今までブログでも何回かお答えしてきましたし、Q&Aにもその内容をまとめてありますが、慎重に正確にと言葉を選びながら記述しようとすると、長文になって判りづらいかと恐縮に思います。

浄水器で放射性物質が除去出来るか?について順を追って、まとめてみます。

①大気中へ放出された放射性物質はまだ大きい福島原発の破壊された建屋から大気中へ放射性物質が放出されます。大気中の放射性物質の塵はミクロの目で見ればまだ大きな物質、セシウムやストロンチウムなど金属の小さな塊と考える事が出来ます。

この大きさの放射性物質ならサイズが大きいので殆どの浄水器で除去して量を減らす事が出来ます、「放射性物質が除去出来る」と宣伝する逆浸透膜式以外の浄水器は、この大きなサイズの放射性物質なら除去出来る→大きなサイズの放射性物質なら除去出来る浄水器

被災地の湖沼などから採水して行う浄水器の除去性能試験結果はこれに近い話です。

しかし、この段階の大きなサイズの放射性物質であれば浄水場の擬集沈殿でも大部分が除去出来る事なので水道水に残留しませんし、水道水に対して浄水器を使用する必要も無いわけですが...

②水に溶けて小さくなる放射性物質
水道水の原料は河川水ですが、大気中へ放出された放射性物質は河川に落ちて浄水場へ流れ込んで行きます。殆どの物質は程度の差こそあれ水に溶けます、セシウムやストロンチウムも例外ではありません。

塩粒は目で見て、指で摘む事も出来ますが水に溶かしてしまえば、見ることも出来ません、同じ塩ですが水に溶けてイオンとなった塩は原子1個と同様、自然界で一番小さな状態まで溶けてしまいます。

セシウム、ストロンチウムなどの金属は塩の様に簡単には溶けませんが、やはり水と接触していれば少しずつ水に溶けて行きます。水に溶けてイオン化した放射性物質は原子単体と同様の大きさですから、もはや浄水場で分離除去出来る大きさではありませんから水道水へ残留してしまいます。

この様に水に溶けた小さな放射性物質を浄水器で除去出来るかどうか、が本来、消費者の皆さんが知りたい情報なのです。

③水道水に残留する放射性物質を除去出来る浄水器
水道水に残留した放射性物質を除去する為には水中のイオン化した極小物質を除去出来る能力が求められます。水中のイオン化した物質の量は水に通電する事で計測する事が出来ます、イオンは必ず+又は-に帯電していますので水の中で電気を流す仲立ちをしてくれます。

つまりイオンの量が多い程、電気が流れやすく、イオンの量が少ない程、電気は流れにくくなるので、流れる電気量からイオン濃度を計測する事が出来るのです。

言い換えれば、水道水と浄水器を通過した浄水を比較して流れる電気量が減らなければ、その浄水器は水道水に溶けた放射性物質を除去する事は出来ません。
私はたくさんのお客様の元へ浄水器のご説明、納品にお伺いしていますが、弊社の逆浸透膜浄水器に入れ替えるまで使用されていた、高い除去性能を喧伝する、外国製、国産、様々な浄水器の浄水を計測しましたが、逆浸透膜式以外の浄水方式で電気量(イオン濃度)が減少した浄水器に出会った事がありません。

逆浸透膜式以外の浄水方式で水に溶けてイオン化した放射性物質を、満足出来るレベルで除去出来るとしたら、蒸留方式の浄水器位しか考えられません。

イオン交換樹脂を添加した浄水器ならば通水初期には有る程度、イオン化した放射性物質を減らせると思いますがフィルター寿命が実用レベルではないでしょう。

詳しい解説はこちらを

アクアカルテック

投稿者 aqua : 15:33 | コメント (0)

2013年09月02日

浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 千葉市 M様

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逆浸透膜式の浄水器は浄水器本体と貯水タンクがありまして、一般的な浄水器と比較するとかなりボリュームがあります。貯水タンクが満水になると15kg位、以前より軽量化されたACRT-550MPSの本体も10kg超の重量がありますので、総重量は25kgを超えます。

最近のシステムキッチンでしたら問題になる重量ではありませんが、年代物のキッチンですと床板が傷んでいたり、浄水器を載せると床が沈んでしまう様な場合もありますので状況に応じて補強が必要になります。

本格的な大工工事は出来ませんので、簡単な補強ではありますが、浄水器の取付作業に伺う車には集成材の大判の板を常備しています。キッチン床の合板が撓んでいても、奥と手前の下地材に載せるようにして集成材を渡せばしっかりとした床が出来ます。

写真では集成材の上に浄水器本体と貯水タンクを載せて、設置しています。

一般的な建築手順としては、床のフローリングを張った後にキッチンセットを載せて施工しますので、キッチン下の床材が傷んでいる様でしたら、思い切ってキッチンの床材を外して、フローリング面をキッチン床にしてしまうのも一つの方法です。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 16:48 | コメント (0)